センサー付き湿度計の役割

センサー付き温度計は空気の温度を計測する装置のことで、主に接触式と非接触式の2種類があります。接触式には熱電対・測温抵抗体・バイメタル・サーミスタ測温体があります。非接触式は物体から発せられる赤外線を計測する温度計のことをいいます。一方センサー付き湿度計は空気中に含まれている水蒸気の量を比率であらわしたものです。

電子式の湿度センサーには容量式と抵抗式の2種類があり、感湿材料を電極で挟んだ構造となっています。容量式は感湿材料の吸湿/脱湿によって変化する静電容量をとらえて計測するのに対し、抵抗式は感湿材料の吸湿/脱湿によって変化する抵抗値をとらえて計測していきます。容量式は低い湿度でも計測することができ、抵抗式よりも応答速度が速いというのが特徴で、小型で手軽というメリットがあります。以前の湿度計は湿度センサーICのような製品がなかったため、精度をだすためにはセンサー素子を購入したり様々なノウハウが必要でしたが、近年では気軽にシステムに組み込むことができ、湿度だけではなく温度の両方も計測できるようになりました。

もっとも古い湿度計はルネサンスの建築家であるレオン・パッティスタ・アルベルティによるものとされていますが、その当時のものと比べ誤差や時間差がなく正確な湿度を測ることができるようになっています。より正確な数値を測りたいのであれば、用途に応じた製品を導入することが大切です。一度検討してみるとよいでしょう。温度計のセンサーのことならこちら

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