エアコンにも採用されている湿度計センサー

エアコンは今の時代なくてはならない存在、夏の異常なほどの高温を少しでも和らげてくれるのがエアコンですが、単に室温を下げるだけでなく湿度が下がることで不快な体感温度はかなり変わるといっても良いのではないでしょうか。日本の梅雨は湿度が非常に高いけれども、除湿機能がついている製品を使うと湿気を抑えて快適な空間を作り出すなどのメリットもあるわけです。これは湿度計センサーが内部に設置してあり、湿度そのものを監視してて設定されたものを維持するための監視装置のようなものです。湿度計センサーはあくまでも感知するだけの機能しかありませんが、除湿機能を持つエアコンが湿度を下げるための回路を機能させる、湿度計センサーで監視していて室内を設定してあるものになったときには再び機能を元の状態に戻すなどの役割を持つ電子部品です。

ちなみに、小学校の校庭などで見かけることがある白い箱は百葉箱と呼ばれるもの、あまり中を見たことがないと考える人も多いかと思われますが、内部には乾湿式と呼ぶ湿度計が設置してあり、2本のアルコール温度計が並んだ状態で取り付けてある、片側のアルコール溜りの部分をガーゼで覆って絶えず水で湿らせておくような仕組みを持ちます。なお、水が蒸発する場合にはアルコール溜りからは気化熱を奪い温度が下がる、逆に空気が乾燥していると蒸発量が増えて温度が下がるため、気温および乾球・湿球の温度差を読み取って湿度を求めることができる仕組みになっています。

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