空気温度計や温度センサーの仕組みについて

1592年、ガリレオガリレイは世界で初めて温度計を発明したといわれています。これはガラス球を用いた、目盛りがない簡単な空気温度計で温度変化の有無を測定する機能だけを備えたものだったようです。以降、様々な発明を経てセンサーを使用したデジタル温度計が数多く登場していますし、単に物体の温度や湿度、気温などを測定するだけでなく電子機器が稼働する中でも温度測定は欠かすことができない、これらのことからもセンサーの役割は身近なものの中でも重要なものといえましょう。センサーには、いろいろな種類があるため、特製や適した用途などが異なるのが特徴です。

例えば、サーミスタは電子部品の一つではあるけれども、温度変化により電流の流れにくさを持つなどの特徴があります。電流の流れが変わる、これは抵抗値が変化することでもあり温度が高くなると抵抗値が下がり電流が流れやすくなる、逆に温度が低くなると抵抗値が上がり電流が流れにくくなる、このような特性を持つのがサーミスタです。サーミスタは小型であると同時に感度がとても良いとされており、身の回りの家電品や精密機器などに使用されています。エアコンの室内外の温度測定を行いコントロールする、スマートフォンなどの小型精密機器内部の温度測定をするときにもサーミスタが役立つ存在になってくれます。

電子機器や電化製品などに利用される温度計は、内部の温度を監視するなどの目的で使用されているものです。

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